
2021年12月23日、亜細亜大学にて、モリーブ代表・永森が、「子どもを持つ・持たない・持てないを考える」をテーマに講義を行いました。全学部・全学年の学生に開かれた科目「キャリアデザイン」(履修人数120名)の中の講義の一つとして機会をいただいたものです。
「キャリアデザイン」は、国際関係学部の野々垣みどり先生の指導のもと、メンタルヘルス・法律・お金との付き合い方など、これからのキャリアをデザインするために必要な理論や知識を、外部講師も招聘しながら学んでいく科目。人生設計において重要な要素である「子どもを持つこと・持たないこと」を考えることは、キャリアデザインにおいても大切だという視点から、このテーマで永森がお話させていただきました。
講義は、これから人生設計を積み重ねていく学生が、男性不妊の問題を含む不妊についての知識と、将来の選択肢や多様性を考える機会を持つことを目的に、グループセッションも交えながら、それぞれがこのテーマを“自分ごと”として考えてもらえるように留意しました。「子どもを持つ・持たない・持てないを考える」ことは、ヘルスリテラシー、ライフキャリア形成(人生設計)、ダイバーシティ&インクルージョンの観点からも重要な要素を含んでおり、その視点も伝えたいと考えました。



90分間のオンライン講義を終えた学生さん達からは、不妊に悩む人の多さや男性不妊について「全く知らなかった」という驚きの声や、「普段聞くことがなかった内容。とても有意義だった」「自分の将来を深く考える貴重な機会になった」などの感想をいただき、その反響から、大きな手応えを感じました。