「こんにちは!」と溢れるような笑顔で私を迎えてくださった、永野妙子看護師。お忙しい勤務を終えた夜からのインタビューにもかかわらず、明るくバイタリティーいっぱいの永野さんは、丁寧に言葉を選びながらも、豊かな経験と長年抱えてこられた熱い思いをお話しくださいました。
「与えられたところで与えられたことを頑張っていると、“次”がくるんです」そう言いながら屈託なく笑う永野さんは、少女のような笑顔のイメージとはかけ離れた経験を持たれていました。
長年携わられてきたのは、男性不妊と性機能障害。異性である男性への対応で、当時は悩みもとても深かったようですが、手さぐりの看護という闘いの中から、ひとりひとりを対等な人間として尊重する姿勢や、全人的なケアを目指す志を学んだそうです。
永野さんのすっと寄り添う姿勢、人を全人的に尊重する姿勢は、インタビューをさせていただいている私にもひしひしと感じられました。人としても、支援する立場にある者としても、見習わせていただくべき点がたくさん。清らかな心をお持ちの永野さんとのやりとりはとても心地よく、つい時間を忘れて長くなってしまいました。
そんな永野さんとお話してみたい方は、ぜひ東邦大学医療センター 大森病院リプロダクションセンター内の「看護師による不妊相談外来」へ足を運んでみてください。
「与えられたところで与えられたことを頑張っていると、“次”がくる」
永野さん、素敵な言葉をありがとうございました。私自身もとてもいい刺激をいただきました。
これからもぜひ、その笑顔を持ち続けてくださいね!
優しいエールをありがとうございました。