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エールインタビュー

杉本 公平 先生

杉本 公平 先生

産婦人科医師。東京慈恵会医科大学卒業。現在、獨協医科大学埼玉医療センター リプロダクションセンター教授。専門は、高齢不妊患者への治療及びカウンセリング、子宮内膜症合併不妊症例などの腹腔鏡手術。生殖医療専門医、腹腔鏡技術認定医、臨床遺伝専門医、不妊カウンセラーとして、日々患者の診療にあたり、臨床経験から学んだ「グリーフ・ケア」や「スピリチュアル・ケア」に基づいた産婦人科医療に取り組んいる。また、がん・生殖医療研究会のカウンセリング小委員会の委員長として妊孕性温存医療の必要な患者さんのカウンセリング体制構築に力を入れている。

年齢を含め、不妊治療の終結時期やタイミングについてどのように考えていらっしゃいますか。

以前、当院である調査を行いました。その時不妊患者さんは、治療終結の指標を「年齢」とお答えになる方が多かったものの、40歳以上の方の半分以上が、具体的な「何歳になったらやめる」という質問には回答をいただけませんでした。やはり、終結の時に関しては迷いのある患者さんが多くいらっしゃるのではないかと思います。当院のART成績では45歳以上の妊娠出産例がないので、45歳が一つの目安かもしれませんが、あくまでも目安の一つです。大切なのは「納得」だと思います。100%の納得でなくても(そんなことは不可能だと思います)、これで終わりと思えたらそれでいいですし、その後もう一度挑戦したいと思われるのであれば、どこまでも患者さんのお供をしたいと思っています。

明らかに治療の継続は無理だと判断された場合、患者さんに伝えますか。

治療の継続が無理である原因が、年齢的な場合、あるいはなんらかの疾患が合併している場合には、このことははっきりとお伝えするようにしています。ただ、年齢が原因の場合は上記のとおり、ご希望があればご本人が納得されるまでお付き合いします。合併症の場合は、断腸の思いでお断りします。患者さんの体のためですから。

終結について患者さんとお話しされる時、気を付けていらっしゃることはありますか。

自分の価値観を押し付けないように気を付けています。一度「○○歳になったらやめます」と言われた方が再び治療を続けたいと言われた時に、おっしゃったことと違っても、患者さんの気持ちに共感し、寄り添って考えるよう心がけています。

ドクターには話しづらい、質問しづらいという患者さんからの意見をよく耳にしますが、ドクターは患者さんと向き合う時間についてどう考えておられますか。

日常の診療で事務的に対応できるときはそれでいいと思いますが、患者さんがスピリッチュアルペインを訴えられる時は傾聴し、スピリッチュアル・ケアを行います。

スピリッチュアル・ケアとはどういうものですか。

世の中にはどんなに医学や科学が発展しても答えることができない苦しみ、スピリッチュアル・ペインというものがあります。具体的に言えば、がん患者さんが「なんで私ががんにならなくてはいけないのですか!」と叫ぶ苦しみです。不妊患者さんに例えれば、「なんで私には赤ちゃんが授からないのですか!」と思う苦しみです。こういう苦しみには、どれだけ「妊娠率が○○%です」といったデータを示しても、何の救いにもなりませんよね。こうした状況では、我々医療者が、患者さんの苦しみの理解者であることが何よりの救いになるのではないでしょうか。データや治療方法を提示することでは解決できないスピリッチュアル・ペインに対して行われる精神的サポートの手法を、スピリッチュアル・ケアと呼んでいます。終末期のがん患者さんに行われるターミナル・ケアで用いられますが、不妊治療の終結の場でも応用できると、私は考えております。

ドクターができる患者さんへの心のケアとは?

具体的な手法というよりも、我々ドクターは、多少の不満があっても努力が報われるという経験を繰り返してきた人種であり、不妊治療を継続している患者さんは、努力が全く報われないという経験を繰り返しているんだということを忘れないようにして、こころを配るように心がけています。

不妊症患者さんに対して、現在、心のケアは充分だと考えていらっしゃいますか。

他施設はわかりませんが、自施設では可能な限りの対応をしているつもりです。それで患者さんが全て救われているとは思えませんが。

不妊当事者に対するカウンセリングについて、その必要性を含め思われることは?

院内でもカウンセリングを行っておりますが、多くの方が「話を聴いてもらってよかった。楽になった」とおっしゃいます。私自身、体調(心も含めて)を崩した時に、精神科の友人にほんの少し電話で話を聴いてもらって、すごく心が軽くなったという経験があります。大きな精神的負担がかかる不妊治療には、カウンセリングを行える環境は不可欠であると考えています。

養子縁組について、また、治療中に養子縁組の情報を患者さんに案内することについて、お考えをお聞かせください。

治療終結を考える方で養子縁組を考えていらっしゃる方には情報提供しますが、こちらも非常にハードルが高いことを知っておりますので、安易には勧めていません。ご主人の年齢が高くなると、審査に通りにくいということもありますので、本当は早い時期に情報提供をするのが正しいのかもしれません。

不妊治療から卒業する患者さんの卒業式があるとしたら、どんな言葉で送り出したいですか(一言で)。

私の力が及ばなくて申し訳ありませんでした。これから先どんな困難があってもこの辛い治療に立ち向かわれたのだから、あなたは必ず乗り越えられると信じています。もし、何か相談したいことがあったらいつでも来てください。私のできることは何でもさせていただきます。

不妊治療をやめて、子どもをあきらめていく患者さんに対してメッセージをお願いします。

長い治療お疲れ様でした。こんなに大変な困難に立ち向かわれた自分をほめてあげて下さい。いつも言っていますが、妊娠と人間の価値は何の関係もありません。これからの人生でどんな困難に出会っても、この辛い治療に立ち向かった姿勢を思い出して頑張ってください。治療が終わってもあなたの今後の人生を応援させてください。

インタビュー後、杉本先生が笑いながら、さらに心のうちを話してくださいました。
それがとても印象的で、まさに先生のお人柄を表している気がしましたので、掲載させていただくことにしました。

先生、今日は貴重なお話しをありがとうございました。

格好つけたこと言いましたけど、実際に患者さんが目の前にいるとなかなか思うように言葉が出てこないことも多いんですよ。いい言葉を探しながら見つけることができなくてね・・・。葛藤しているみっともない姿をさらしている時の方が多いんじゃないかな(笑)。でも、それでもいいと思ってます。“一緒に苦しむことしかできない”という姿を隠さないことも、時には心理的サポートとして有用なのかもしれません。まだまだ未熟で、患者さんの支えになれるようなYell(エール)になっていないかもしれませんね。

そうおっしゃりながら、はにかんだ杉本先生。
インタビュアーとしても、杉本先生の思いに胸が熱くなりました。

杉本公平先生、貴重なお時間をいただきありがとうございました。

取材日 2015年4月6日

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