元々「こうのとり休暇」を始めるときは試験導入としたこともあり、社内の認知度はまだ十分とは言えません。そこで、2021年4月に新たに打ち出し直しました。それが、「ファミリーフレンドリープラン」です。「こうのとり休暇」や「ライフサポート休暇」だけでなく、結婚休暇や産前・産後休暇、配偶者出産休暇、さらには育児休業や介護休業も含んでいます。社員のさまざまなライフイベントに対応できる制度としてまとめた形です。
また、「ファミリーフレンドリープラン」の検討を進めていた2020年秋、川口勝・代表取締役社長(当時。現在のバンダイナムコホールディングス代表取締役社長)の「私たちは子ども向けの商品を提供している会社なので、先頭だって人事制度を変えていきたい」という思いを人事担当役員を通じて知りました。従業員にとってより働きやすい環境を整えるため、その思いはありがたく、人事制度を考える私たちの後押しにもなりました。