エールインタビューについて

不妊治療をやめたら、不妊は終わるのでしょうか。子どもをあきらめたら、不妊から卒業できるのでしょうか。
子どもをあきらめたからといって、子どもを強く願ったその思いが簡単に消えるわけではありません。

いつか迎える最期の時までそのことを抱えていくとしたら、上手に折り合いをつけつつ、それも自分の一部と認めながら過ごしていけたらいいですよね。そのためには、不妊治療を終わりにする時期、決心をする時をおざなりにせず、丁寧に向き合うことが大事です。

不妊治療を終わりにするということは、さまざまな犠牲を払ってひたすら新しい命を求めた自分(たち)から卒業するということ。
卒業することには難しさが伴いますが、次に待つ人生のステージのために、時間がかかっても、
ご自分たちらしい卒業式をしていただけることを願い、この企画を立てました。

ドクターからのエール

治療をやめ、子どもをあきらめる決心をしなければならない人たちへ。
不妊治療をやめ、夫婦ふたりの人生を生きているものの自信が取り戻せずにいる人たちへ。
将来終結を考えなくてはならないかもしれない人たちへ。

日頃身近にいながらも、なかなか聞くことがないドクターからのエール、心の声をお届けしていきます。

辰巳賢一 先生 (Dr. Kenichi Tatsumi)

梅ヶ丘産婦人科 院長

「願いが叶わなかった方々が軟着陸できるように伴走することもとても大事なことだと思っています。僕ができる限り、支えになりたい」…続きを読む

絹谷正之 先生 (Dr. Masayuki Kinutani)

医療法人 絹谷産婦人科 院長

「僕が患者だったら、自分のことは、よくわかった決まった医師に診てもらいたい…『この人の責任は全部自分が持つ』という自負や自覚を持ちたい」…続きを読む

岡本純英 先生(Dr. Sumihide Okamoto)

ART岡本ウーマンズクリニック 院長

「不妊治療をやめたからといって、人生において子どもを完全にあきらめきれるわけではないでしょう。人は強くなれるものです。なりましょう。」…続きを読む

後藤哲也 先生(Dr. Tetsuya Goto)

横浜HARTクリニック 院長

「不妊という辛い経験をされ、子供をあきらめるという選択をせざるを得なかった方も、その後の人生に対して消極的にならないで欲しい」…続きを読む

杉本公平 先生(Dr. Kouhei Sugimoto)

獨協医科大学越谷病院
リプロダクションセンター教授

「自分の価値観を押し付けないように気を付けています。患者さんの気持ちに共感し、寄り添って考えるよう心がけています。」…続きを読む

ナース・カウンセラーからのエール

患者はどうしてもドクターとの話に意識が集中し、傍らで忙しく動き回るナースの存在を空気のように思いがちです。
また、生殖心理カウンセラー等の心理援助者の存在を知る人は、まだまだ多くありません。

こうした支援者のみなさんが、どれだけ患者や当事者のことを思いながらそこに存在しているか。
そんなナースや心理援助者からのエールもお届けいたします。

花谷智子 先生(Ms.Tomoko Hanatani)

臨床心理士・生殖心理カウンセラー / 医療法人 絹谷産婦人科(KWC)勤務

「「こう考えたらだめ・・・」ということはないと思うんです。どんな風に感じたとしてもそれは自然なこと。素直にご自身を大事にしていただきたい」…続きを読む

永野妙子 ナース(Ns.Taeko Nagano)

東邦大学医療センター大森病院リプロダクションセンター勤務

「みなさんの命が「もったいない」と嘆かぬよう、限りある命を悔いなく過ごしていただけるよう、工夫を重ねながら、歩いていっていただきたい」…続きを読む

平山史朗 先生(Mr. Shiro Hirayama)

臨床心理士・生殖心理カウンセラー・家族心理士 / 東京HARTクリニック勤務

「“治療の終わり”について考えることは、決して悪いことではありません。そのせいで治療がうまくいかなくなるわけでもないのです。」…続きを読む

稲川早苗 ナース(Ns. Sanae Inagawa)

東京慈恵会医科大学附属病院 総合母子健康医療センター外来勤務

「卒業されていく患者さんが、いくつになられても、どんな状況になられても、助けが必要ならここに戻ってきていただきたい」…続きを読む

PAGE TOP